ポルヴォー旧市街
ヘルシンキ郊外の小さな街、ポルヴォーは、フィンランドのなかでも14世紀にできたとっても古い街のひとつです。
川沿いに建てられているいろいろな色の木造建築は、ユネスコの世界遺産登録に提案されているそう。
石畳の小径がつづく旧市街を歩くと、どの家もあたたかい雰囲気の木造建築で、ちょうどイースターの前だったので、家ごとに違うイースターの飾りを見るのも楽しかったです。
緩やかな上り坂を登っていくと、高台に大きな教会があります。
フランスでたくさん見てきた教会とは建物の雰囲気も教会の中の雰囲気も違っていて、どこか素朴でシンプルな外観、中の様子も陽が入って少し明るく感じました。
ちょうど、パイプオルガンの練習をされていて、しばらく座って聞き入っていました。
坂を下って川沿いにいくと、橋からは川沿いに建つ色とりどりの建物を眺めることができて、広場もありました。
散歩やピクニックをしている人もたくさんいて、みんな日差しがとても気持ち良さそう。
フィンランドでも、日中は半袖で気持ちが良いくらいのいいお天気でした。
川沿いに、すてきな雰囲気のカフェを見つけてひとやすみしました。
なるべくカフェインを避けてきましたが、ここではどうしてもコーヒーが飲みたかったので、カプチーノをオーダーしました。
というのも、このカフェは、通り沿いに席が出ていて、店内は建物の中をはいって半地下にあり、自分でカウンターにオーダーをしにいくのですが、順番を待つ間カウンターのなかの道具やマシーン、そしてマスターのエスプレッソをいれる鮮やかな手つきを見ていると、どうしても飲んでみたいと思いました。
あっという間にいれてくれたカプチーノを持って外に出て、川が見渡せる席でゆっくりと久しぶりのコーヒーを飲みました。
カプチーノにはシナモンではなく、ココアパウダーがかかっていました。
久しぶりに飲んだということを抜きにしても、やっぱりとっても美味しかったです。
美味しいカプチーノですっかり元気になり、また川沿いをしばらく散歩しながら進んでいくとお店やレストランが建ち並ぶ、すこし賑やかな通りに出ました。
アンティークのお店も数件あり、小さな店内にぎっしりとアラビアの古い陶器がたくさんありました。見ているのがとても楽しくて、とってもすてきでほしいものばかり!
一軒だけあったお花屋さんも素朴でとてもすてきでした。
小さな街でしたが、いつかまた、ゆっくり行ってみたいとてもすてきな街でした。
by mana5158
| 2011-05-31 11:53
| 日々